(記念館いろはNo41より抜粋)本文へスキップ

YokoyamaTaikan Memorial Hall

お電話でのお問い合わせはTEL.03-3821-1017

〒110-0008 東京都台東区池之端1-4-24

展示のご案内

「指定文化財記念 記念館名品展 後期」
2017年6月29日から10月1日
横山大観旧宅及び庭園の文化財指定を記念し名品展を開催いたします。
平成292月、当館が公開しております横山大観の旧宅と庭園が、史跡及び名勝に指定されました。これをうけて、この地において制作された『みみずく』や『杏』(習作)、『龍胆』(習作)など、庭園をはじめとする身近な自然に取材した大観作品を振り返ります。あわせて大観が佐藤朝山より譲り受けた『鷹』、大観が自ら購入した内藤伸『牛刀』など、大観愛蔵の近代彫刻を紹介いたします。大観が数寄を凝らした住まいにて、ゆかりの品々をご鑑賞ください。

展示作品のご紹介                      

横山大観『生々流転』(習作) 大正12年

第10回再興院展出品の習作。『生々流転』は、明代の墨匠・程君房製の「鯨柱墨」を用いて制作された、およそ40mにおよぶ水墨絵巻。画面は山間の靄から大河を経て、渦巻く海上を描く。万物の絶え間なく移り変わる様を、水にたとえて表現した作品。

                               絵巻 生々流転(習作)【部分】
内藤伸『牛刀』 大正2年
7回文展出品作。内藤伸は高村光雲門下で東京美術学校に学んだ彫刻家。文展で本作を見た大観は、内藤伸よりこれを購入し、内藤伸を感激させたという。翌年に大観が再興第1回院展に出品した『游刃有余地』の人物像は、本作に類似しており、これにヒントを得て制作したものと考えられる
横山大観『竹雨』 大正4年

雨にそぼ濡れる竹林の湿潤な空気を、水墨で表現した作品。下から上へと大きく曲がる小道は、目線を竹林奥の茅屋へといざなう。人物や土坡を描く孤状の線は、当時新しい筆づかいとして注目され、「片ぼかし」などと呼ばれた。

 
横山大観 『雲去来』 大正6年
「去来」という作品名のとおり、雲(霧)が山間を流れていく景色を描いた作品。大観は、琵琶湖遊覧の際、煙雨が美しかったことに感激してこの作品を描いた。画面の裏側から金箔をはることで(裏箔)、雨に煙る山々にやわらかな光がさす、幻想的な趣きが表現された。
                                               

そのほか 小川芋銭『河童』
     横山大観『杏』(習作) など
                                                               このページの先頭へ

公益財団法人 横山大観記念館YokoyamaTaikan Memorial Hall

〒110-0008
東京都台東区池之端1-4-24
TEL 03-3821-1017
FAX 03-3821-1057